Japolatino

おむすび ころりん
omusubi kororin
La bola de arroz rodante

(Solo hiragana)

 

 

Aquí otra versión de este cuento con kanji

 

 

 

おむすび ころりん
omusubi kororin

むかし むかし、 ある ところ に、 とても やさしい おじいさんがすんでいました。
mukashi mukashi, aru tokoro ni, totemo yasashii ojiisan ga sunde imashita.

おじいさん は まいにち、 やま へ しばかり に いって いました。
Ojiisan wa mai nichi, yama e shibakari ni itte imashita.

「やれやれ、 もう ひ も たかく なった よう じゃ。 そろそろ おひる に しよう か の」
yareyare, mou hi mo takaku natta you ja. sorosoro o hiru ni shiyou ka no

おじいさん は、 そう いう と、 べんとう を ひろげて たべはじめました。
ojiisan wa, sou iu to, bentou o hirogete tabe hajimemashita.

おじいさん が、 おべんとう を たべて いる と、 おむすび が ひとつ おちて しまいました。
Ojiisan ga, o bentou o tabete iru to, omusubi ga hitotsu ochite shimaimashita.

おむすび は、 ころころ、 ころころ と やま を ころがって おちて いきました。
Omusubi wa, korokoro, korokoro to yama o korogatte ochite ikimashita.

「おいおい、 おむすびさん。 まって おくれ」
Oioi, omusubi-san. Matte okure.

おじいさん は、 あわてて おむすび を おいかけました。
ojiisan wa, awatete omusubi o oikakemashita.

おむすび は、 どんどん ころがって いきました。
Omusubi wa, dondon korogatte ikimashita.

おじいさん も、 いっしょうけんめい おいかけ ました。
Ojiisan mo, isshoukenmei oikakemashita.

そうして、 たに の ほう まで ころがって いった おむすび は、 そこ に あった あな の なか に、 ぽん と とんで はいって いって しまいました。
Soushite,ta ni no hou made korogatte itta omusubi wa, soko ni atta ana no naka ni, pon to tonde haitte itte shimaimashita.

おむすび を おいかけて きた おじいさん は、
「おや、 こんな ところ に あな が ある。 いったい、 なんの あな じゃろう」
と、 あな の なか を のぞいて みました。

Omusubi o oi kakete kita ojiisan wa,
oya, konna tokoro ni ana ga aru. Ittai, nan no anajarou
to, ana no naka o nozoite mimashita.

 

 

「ありゃあ」
ところが、 あな の なか を のぞこう と した おじいさん は、 あし を すべらして、 あな の なか に おちて しまいました。
そして、 あな の なか を、 ころころ と ころがり おちて いきました。

「あいたったった」
あな の そこ まで おちた おじいさん が、 あたり を みまわす と、 そこ は ねずみ の いえ でした。
ねずみたち が、 おじいさん の おとした おむすび を、 おいしそう に たべて いました。

ねずみたち も、 おじいさん に き が ついて、 いいました。
「おじいさん、 この おむすび は おじいさん の でした か。
あんまり おいしい ので、 こんな に たべて しまいました。
すこし しか のこって いません が、 おかえし します。」
「いやいや、 そんな に よろこんで もらえる なら、 わたし は もう いいから、みんな たべて おくれ」

Arya a tokoro ga, ana no naka o nozokou to shita ojiisan wa, ashi o subera shite, ana no naka ni ochite shimaimashita. Soshite, ana no naka o, korokoro to korogari ochite ikimashita. Ai tattatta ana no soko made ochita ojiisan ga,-atari o mimawasu to, soko wa nezumi no iedeshita. Nezumi-tachi ga, ojiisan no oto shita omusubi o, oishi-sou ni tabete imashita. Nezumi-tachi mo, ojiisan ni ki ga tsuite, iimashita. Ojiisan, kono omusubi wa ojiisan nodeshita ka. Anmari oishiinode, konna ni tabete shimaimashita. Sukoshi shika nokotte imasenga, okaeshi shimasu. Iyaiya, sonna ni yorokonde moraerunara, watashi wa mou iikara, minna tabete okure

おじいさん が そう いう と、 ねずみたち は よろこんで、 おむすび を ぜんぶ たべて しまいました。
「そんな に おいしい の かい。
そんなら、 あした も おむすび を もって きて あげよう」
おじいさん は、 そう いって かえって いきました。

つぎ の ひ の おひる に なる と、 おじいさん は、 また ねずみ の あな の ところ に やってきて、 おむすび を ひとつ おとして やりました。
こうして、 まいにち まいにち、 おじいさん は ねずみたち に おむすび を わけて あげました。

そんな ある ひ、 おじいさん が おむすび を もって ねずみ の あな の ところ へ くる と、 ねずみたち が かお を だして いいました。

「おじいさん、 おじいさん、 いつも ごちそう して くださって、 ありがとうございます。
きょう は、 おれい に おじいさん を、 わたしたち の いえ に おまねき します。
どうぞ、 はいって ください」

おじいさん が、 ねずみ の あな に おりて いく と、 ねずみたち は おじいさん に たくさん の ごちそう を してくれました。
そして、 うた を うたったり、 おどり を みせて、 おじいさん を たのしませて くれました。


Ojiisan ga sou iu to, nezumi-tachi wa yorokonde, omusubi o zenbu tabete shimaimashita. Sonna ni oishii no kai. Sonna ra, ashita mo omusubi o motte kite ageyou ojiisan wa, sou itte kaette ikimashita. Tsugi no hi no o hiru ni naru to, ojiisan wa, mata nezumi no ana no tokoro ni yattekite, omusubi o hitotsu oto shite yarimashita. Koushite, mai ni chimai ni chi, ojiisan wa nezumi-tachi ni omusubi o wakete agemashita. Sonna aru hi, ojiisan ga omusubi o motte nezumi no ana no tokoro e kuru to, nezumi-tachi ga kao o dashite iimashita. Ojiisan, ojiisan, itsumo gochisou shite kudasatte, arigatougozaimasu. Kyou wa, o Rei ni ojiisan o, watashi-tachi no ie ni o maneki shimasu. Douzo, hai tte kudasai ojiisan ga, nezumi no ana ni orite iku to, nezumi-tachi wa ojiisan ni takusan no gochisou o shite kuremashita. Soshite, uta o utattari, odori o misete, ojiisan o tanoshima sete kuremashita.

「いやいや、 ごちそう に なった。
ねずみさんたち、 ありがとう よ。 そろそろ いえ に かえる と しよう。 おなか いっぱい に なった」
おじいさん が そう いう と、 ねずみたち は、 おおきな ふくろ を はこんで きました。

「もう、 おかえり ですか。 それなら、 いつも の おむすび の おれい に、 この ふくろ を おみやげ に さしあげます。」
ねずみたち は、 そう いって、 おおきな ふくろ を おじいさん に あげました。

「ごちそう に なった うえ に、 おみやげ まで くれて、 どうも ありがとう よ。 ねずみさんたち」
おじいさん は、 そう いって、 ふくろ を かついで かえって いきました。

いえ に かえった おじいさん は、 さっそく ふくろ を あけて みる と、 なか から おおばん、 こばん、 さんご など、 たくさん の たからもの が でてきました。
こうして、 やさしい おじいさん は、 しあわせ に くらした そうです。

おしまい

Iyaiya, gochisou ni natta. Nezumi-san-tachi, arigatou yo. Sorosoro ie ni kaeru to shiyou. Onaka-ippai ni natta ojiisan ga sou iu to, nezumi-tachi wa, oukina fuku ro o hakonde kimashita. Mou, okaeridesu ka. Sorenara, itsumo no omusubi no o Rei ni, kono fuku ro o omiyage ni sashiagemasu. Nezumi-tachi wa, sou itte, oukina fuku ro o ojiisan ni agemashita. Gochisou ni natta ue ni, omiyage made kurete, doumo arigatou yo. Nezumi-san-tachi ojiisan wa, sou itte, fuku ro o katsuide kaette ikimashita. Ie ni kaetta ojiisan wa, sassoku fuku ro o akete miru to, naka kara o o ban, koban,-san go nado, takusan notakara mono ga dete kimashita. Koushite, yasashii ojiisan wa, shiawase ni kura shita soudesu. Oshimai

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