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クロトワ :
エ--ッ, クソッ, 小娘がっ!!
クシャナ :
やめろ, クロトワ.
クロトワ :
しかし…!!
ころ
あ--あ, なんて やつだよ. み-んな 殺しちまいやがった.
かんげんみみ いた へんきょういち けん し こと われ もくてき さつ
クシャナ :
諫言耳が 痛い. 境一の 劍士 ユパ ミラルダとは そなたの 事か. 我らが 目的は 殺り
はなし けん おさ
ではない. 話が したい. 劍を 收められよ.
[廣場]
ミト :
ひめさま
姬樣だ!
クロトワ :
き ていこく へんきょう は けんぐん し れいかん でん か こと ば
聞け!! トルメキア帝國 境派遣軍 司令官 クシャナ殿下の お言葉だ!!
われ へんきょう くにぐに とうごう ち おうどう らく ど けんせつ き
クシャナ :
我らは 境の 國國を 統合し, この 地に 王道樂土を 建設するために 來た!!
たち ふ かい ほろ ひん われ したが わ じぎょう さん か ふ かい
そなた達は 腐海のために 滅びに 瀕している. 我らに 從い! 我が 事業に 參加せよ. 腐海
や はら ふたた だい ち よみがえ
を 燒き い 再び この 大地を 蘇らすのだ.
ふ かい や はら
ミト :
腐海を 燒き うだと!
ムズ :
そんな ことが できるのか!?
にんげん だい ち あるじ き せき わざ ちから われ ふっかつ
クシャナ :
かつて 人間をして この 大地の 主と なした 奇蹟の 技と 力を 我らは 復活させた.
わたし したが もの もり どく むし おび くらし や
くそく
私に 從う 者には もはや 森の 毒や どもに 怯えぬ 生活を 約束しよう.
ま
大ババ :
待ちなされ!
ふ かい て だ
腐海に 手を 出しては ならぬ!!
つ い
クロトワ :
なんだ? この ババア. オイ!! 連れて 行け.
い
クシャナ :
言わせて やれ.
ふ かい う せんねん いくたび ひと ふ かい や こころ き たび
大ババ :
腐海が 生まれてより 千年… 幾度も 人は 腐海を 燒こうと 試みて 來た. が, その 度に
オ-ム む いか くる ち う つ おおなみ お よ き
王 の 群れが 怒りに 狂い, 地を 埋め盡くす 大波と なって 押し寄せて 來た.
くに ほろ まち の こ みずか いのち き が は オ-ム はし つづ
國を 滅ぼし 町を 飮み み, 自らの 命が 飢餓で 果てるまで 王 は 走り續けた. やが
オ-ム なえどこ ほう し だい ち ね は こうだい と ち ふ かい ぼっ
て 王 の
むくろを 苗床にして 胞子が 大地に 根を 張り, 廣大な 土地が 腐海に 沒 し
たのじゃ.
ふ かい て だ
腐海に 手を 出しては ならん!!
だま よ ま ごと ゆる
クロトワ :
默れ. そのような 世迷い言 許さぬぞ.
ころ
大ババ :
オヤッ, どうするんじゃ. わしも 殺すのか.
クロトワ :
き, きさま…!
ころ とし かんたん ころ
大ババ :
殺すが いい!! めしいの 年よりさ. 簡單な ものだよ!! ジルを 殺したようにな.
さま
ミト :
ジル樣!!
女 :
なんて ひどい!!
さま びょうにん
男 :
ジル樣は 病人なのに!
ひとごろ
男 :
人殺し!!
で い ひと
男 :
出て 行け! 人でなしめ!!
だま さか ようしゃ
クロトワ :
默らせろ!! 逆らう やつは 容赦するな.
ま わたし はなし き
ナウシカ :
みん
な 待って! 私の 話を 聞いて.
いじょう ぎ せい だ ねが
これ 以上 犧牲を 出したくないの… お願い…
ひめさま
ミト :
姬樣…
おお さま わか ひとたち したが
ナウシカ :
大ババ樣も 解って… この 人達に 從いましょう.
はや
兵士 :
あそこっ. 早く しろ!!
たに
クシャナ :
なかなか いい 谷では ないか…
わたし はんたい ほんごく こく はや きょしん へい はこ めいれい
クロトワ :
私は 反對です. 本國では 一刻も 早く 巨神兵を 運べと 命令しています.
めいれい じっこう ふ のう おおがたせん おも た ついらく
クシャナ :
命令は 實行不能だ. 大型船すら あいつの 重さに 耐えきれず 墜落して しまった.
ほんしん ち こっ か けんせつ
クロトワ :
しかし まさか 本心で この 地に 國家を 建設するなど…
まえ ばけもの ほん ごく ども い
クシャナ :
だとしたら どうなのだ. お前は あの 化物を 本國の バカ共の オモチャに しろと 言う
のか.
わたし ぐんじん す はんだん ぶん
クロトワ :
そりゃ, まあ わかりますがね… あ, 私は 一軍人に 過ぎません. その ような 判斷は 分
こ
を 越えます.
クシャナ :
フン, たぬきめ.
わたし もど る す ちゅう きょしんへい ふっかつ ぜんりょく そそ
私は ペジテに 戾る. 留守中 巨神兵の 復活に 全力を 注げ.
クロトワ :
ハッ!
つか
クシャナ :
この ガンシップは 使えるのか.
ひろ
クロトワ :
はい. 廣い ものです.
[部屋]
ま ちが わたし そうだん
クシャナ :
間違えるな. 私は 相談しているのではない.
ひめさま つ い
ミト :
しかし, 姬樣を ペジテに 連れて 行くなど…
ひとじち にん しょくりょう
ゴル :
人質 5人に ガンシップに 食糧とは…
じんせん まか みょうちょう しゅっぱつ じゅんび かんりょう
クシャナ :
人選は 任せる. 明朝の 出發までに 準備を 完了しろ.
[格納庫]
ひとじち く ろう
ユパ :
人質 ご苦力.
み くだ なに も
ミト :
わしらは ともかく… 見て 下さい. やつら, 何もかも 持ってっちまう つもりですぜ.
ど ち はな ひそ もど き かい ま ばけもの ふっ
ユパ :
わしは 一度 この 地を 離れ 密かに 戾って 機會を 待つ. なんとしても あの 化物の 復
かつ
活を やめさせねば ならん.
ミト :
はい.
[ナウシカの 部屋]
ユパ :
ナウシカ.
まえ あるじ
テト… お前の 主は どこに いるのだ?
…ハッ…!!
ふ かい しょくぶつ
ナウシカ, これは どういう ことだ. 腐海の 植物では ないか!!
わたし ほう し あつ そだ だいじょうぶ しょうき だ
ナウシカ :
私が 胞子を 集めて 育てたんです. 大丈夫, 氣は 出して いません.
どく だ たし くう き せいじょう
ユパ :
毒を 出さぬ…? 確かに ここの 空氣は 淸淨だが……
もうどく はな
なぜだ. 猛毒の ヒソクサリが 花を つけて おるのに…
みず しろ だい ふうしゃ ち か あ みず すな おな い ど
ナウシカ :
ここの 水は 城の 大風車で 地下 500メ-トルから 上げて いる 水です. 砂は 同じ 井戶
そこ あつ みず つち ふ かい き ぎ どく だ
の 底から 集めました. きれいな 水と 土では 腐海の 木木も 毒を 出さないと わかったよご つち たに つち よご
の. 汚れて いるのは 土なんです! この 谷の 土ですら 汚れて いるんです!!
だれ せ かい ふう
なぜ… 誰が… 世界を こんな 風に して しまったのでしょう….
じ ぶん
ユパ :
そなた, それを 自分で…!
ちち みんな びょうき なお し みず
ナウシカ :
ええ, 父や 皆の 病氣を 治したくて… でも もう ここも 閉めます. さっき 水を とめた
みんな か
から… やがて 皆 枯れるでしょう…
ユパ :
ナウシカ…
わたし じ ぶん こわ にく なに
ナウシカ :
私, 自分が 怖い… 憎しみに からめて 何を するか わからない…
だれ ころ
もう 誰も… 殺したくないのに… ウッ…ウッウッ…
[明朝•出發場]
ひめ ねえさま
少女達 :
姬姉樣--っ!!
あつ
少女 1 :
これ, みんなで 集めたの.
み
少女 2 :
チコの 實.
ひめ ねえさま
少女 3 :
姬姉樣に あげます.
たいへん
ナウシカ :
みんな… こんなに たくさん… 大 だったろうに…
少女達 :
わあ----ん!!
だい じ た
ナウシカ :
ありがとう. 大事に 食べるからね.
ひめ ねえさま
少女 1 :
姬姉樣 かわいそう…
とうじょう いそ しゅっぱつ
兵士 :
搭乘 急げ!! 出發だ!!
な だいじょうぶ わたし かえ く
ナウシカ :
さ, みんな もう 泣かないで. 大丈夫よ. 私は すぐ 歸って 來るわ.
少女 1 :
ほんとに…?
わたし うそ
ナウシカ :
アラッ, 私が 噓を ついた こと あった?
少女 1 :
ない…
ナウシカ :
ね?
少女 1 :
うん. ほんとね.
あぶ
ナウシカ :
うん. さっ, 危ないから.
少女 1 :
うん.
少女達 :
きっとね---!!
ひめさま たの
男 :
姬樣を 賴むぞ!
あと
城オジ :
後を よろしくな--っ!
[上空]
ゴル :
ア ア, ペジテは まだかいな.
こし いた
ギックリ :
腰が 痛く なっちまったい…
ひめさま お げ もの えら
ニガ :
やれやれ, 姬樣も 惜じ氣の ない 者ばかり よう 選んだわい!!
おも みっしゅう と
ゴル :
ノオ, おかしいと 思わんか. なんで こんなに 密集して 飛ぶんじゃ.
しゅうげき おび
まるで 襲擊に 怯えてるようだ.
くも した しょうき うず
ナウシカ :
雲の 下は すごい 氣の 渦だわ.
は?
ミト :
ん?
うご
兵士 :
動くな.
ナウシカ :
ガンシップ!!
はっ!! ああっ!
てきしゅう ばんかん
兵士 1 :
敵襲!! 2番艦が やられた!!
ギックリ :
ゆうた とおりじゃ!!
おそろ
ゴル :
うひや--っ, 恐しい∼!
ぼうぎょ えんじん した く
兵士 1 :
防御円陣. 下から 來るぞ! あれは ペジテの ガンシップです!
ナウシカ :
ペジテ!?
ばんかん
兵士 1 :
くそっ, 3番艦も くわれた!!
なに
兵士 2 :
コルベットは 何を してるんだ!!
ばんかん しんごう そう だ ふ のう そう だ ふ のう
兵士 3 :
3番艦より 信號!! [ワレ 操舵不能!!] [ワレ 操舵不能!!]
ふね
ミト :
なんちゅう モロイ 船じゃ!!
ま こ
兵士
うわっ!! しんがりを 卷き んだ---!!
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